電波は、電場と磁場が90°の角度で互いに直交して伝わります。
一般的なアンテナは電波の電場を受信し、アンテナで微小な電流が変換され、受信機に送られます。
一方、電磁ループアンテナは、電波の磁場をループ状のエレメントとLC回路を基本に構成されたアンテナで受信し、受信機に送られます。
電磁ループアンテナの帯域幅が狭い特徴から、近隣局の混信や電気的干渉の影響を受けにくく、ノイズの少ないクリアーな受信性能が得られます。
ループアンテナは設置スペースが限られた環境下で、省スペースに設置可能な質のいいアンテナを求める無線家のために開発されました。
ダイポールアンテナに比べて大幅な小型化が実現され、その性能を犠牲にすることなく、お客様のニーズを満たしたアンテナです。
運用周波数域はアマチュアバンドの範囲内で複数の周波数帯をカバー。
さらに商業、軍事、及び民間用途にも対応できる帯域幅をカバーします。
コントロールはA.T.U.2.0(オート·チューナーユニット)で行います。
調整するたびに全ての動作をメモリー管理し、最適なS.W.R.(定在波比)にアンテナを設定します。
正しいインダクタンスとキャパシタンスの比率を得るためにバリアブル·コンデンサを開閉し、トランシーバーから送出されるRF信号が効率よく放射される準備を整えます。
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